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エクセル初心者向けの記事です。

先日、エクセルで計算式を使った際、合計値が合わない問題に直面しました。
セルの表示形式を変更したり、桁数を調整したりしましたが、うまくいきませんでした。
今回はその時に試して解決した方法をご紹介します。

問題の内容

エクセルで以下のような計算をしていました
・Aと列B列を掛け算してC列に表示
・C列の値を合計してD列に表示
 
具体的な計算式は次の通りです

・C列の計算式
=A1*B1

・D列の計算式
=SUM(C1:C10)

ところが、D列の合計値が実際の数値と合わず、原因がわからず困りました。

解消方法

問題の原因は、小数点以下の誤差でした。
エクセルでは、小数点以下の計算結果が見えない場合でも存在するため、合計が合わないことがあります。
B列には0.006のような数字があり、それが影響したと思われます。

そこで、C列の計算式を以下のように修正しました

・修正後のC列の計算式
=ROUND(A1*B1, 0)

この計算式は、A × B の結果を小数点以下を丸めて整数にするものです。
修正後、D列の合計値が合いました。

 
エクセルで計算結果が合わない場合、小数点以下の誤差が原因のことがあります。
そんな時は、ROUND関数を使って小数点以下を丸めることで解決できる場合があります。

計算式の見直しにお役立てください