知識0の私が実際に飲食店営業許可を獲得するまで -1章:はじまり-
■はじめに
「飲食店営業許可」の獲得に関してお話する前に、
まず簡単な自己紹介と共にどれだけ私が飲食業界と無縁で
低いスタート地点から始めたかお話ししたいと思います。
現在34歳。飲食店勤務に関しては、18歳の時2か月間働いた居酒屋のみ。
ざっと17年は飲食業とは無縁でした。
しかし、この度あるご縁があり飲食業に足を踏み入れることになり
営業許可取得まで足を進める事が出来ました。
晴れて2021年6月半ばにプレオープン。
コンセプトは、ゆったり出来る喫茶店。
コーヒーや簡易的な料理(ホットサンドなど)を提供する予定です。
■そもそも「飲食店営業許可」とは?
では、そもそも冒頭からお話ししている「飲食店営業許可」とは
一体何なのか? という前提となりますが、
実は、飲食店を開業するに辺り最低限必要な資格が二つあります。
それが
・食品衛生責任者(調理師などの免許をお持ちの方は不要)
・飲食店営業許可
食品衛生責任者に関しては、後日書きますが
おおよそ6時間前後の座学を終えれば一日、もとい半日で取得できるため
それほどハードルの高いものではありません
問題は
「飲食店営業許可」
こちらは自治体や営業形態にもよりますが
ほとんどは細かい且つ厳しい基準をクリアしないと
許可が下りません
■実際に営業許可が下りるまでの流れ!
では、実際に飲食店営業許可が下りるまでの流れを
以下で示したいと思います。
施設基準の情報収取
↓
保健所へ図面確認
↓
所工事
↓
電子申請or窓口申請
↓
窓口へ申請料金の支払い
↓
保健所立ち合い
↓
許可
大枠で書くと以上。一見簡単な流れですが
図面確認から所工事の間まで、電話や対面で細かく
何度も何度も施設基準に関して確認を行いました。
実際に保健所の対応者や管轄により
基準に差異があるため、ここはより入念に行う必要があります。
次章では、福岡市における施設基準や
実際に保健所の方へ図面確認を行ってもらった際の体験談等をお話しします。