知識0の私が実際に飲食店営業許可を獲得するまで -最終章:立ち合い-
3章で電子申請を行い、不備などが無ければ
保健所担当者より連絡が来ます。
その後、窓口で申請料金の支払いまで完了したら、
最後の工程である保健所の立ち合い検査です
4章では、この立ち合い検査に関してお話しします
■保健所の立ち合いはどこまで見るのか
実際、立ち合いの際は保健所はどこに注視して検査を行うのか
客席含めてすべて準備が完了し、
今すぐにでも営業開始できる状態でないと許可が下りないのか
と言われると、実はそうではありません。
保健所が注視する箇所は大まかにこの2か所です。
・キッチン周り
・トイレ
これ以外では、内装が準備段階であろうとも
客席が用意されていない状態であろうと特に
指摘を受ける事はありませんでした。
では、実際に当日の体験談含めて
保健所担当者の方は、具体的にどのポイントを
確認されたのか
次の項目で書きます。
■担当者さんが立ち合いにやってきた!
6月某日15時、約束した通りの時間に
担当者さんはやって来ました
内心前日から不安だらけで今すぐ逃げ出したい気持ちでしたが、
ここまで来たらお願いするしかありません。
角度のある階段を上り、施設へ入ると
おもむろにメジャーと点検シートを取り出す担当者さん
私に質問を交えつつ、主に以下の箇所を確認されました。
キッチン
・カウンターの長さ
・従業員用手洗いのレバー
・冷蔵庫内の温度計設置有無
・食器棚
・シンク周り(シンクに関しては長さ等は図られませんでした)
トイレ
・トイレ部分お客様用手洗い
その他
・掃除用具の保管場所
結果、本当にほぼほぼキッチン・トイレ周辺のみの視察で
ものの15分程度で検査は終わりました。
結果は――――
■そして獲得へ
結果は――――
合格!
内心不安な点もありましたが、無事営業許可のお墨付きが貰え
この時点で第一歩を踏み出すことが出来ました!
この後、紙の営業許可証は一週間ほど時間がかかるとの事でしたが
営業に関しては、すぐにでも初めて大丈夫との事!
※通常は、検査から営業開始まで余裕を持って段取りを組む必要があるため
最低でも検査翌日開始にした方が良いらしいです。
これまで4章に渡り、飲食店営業許可獲得の流れを書き続けましたが
次回は番外編として、飲食店を営業するに辺り必要なもう一つの資格である
「食品衛生責任者」について書きたいと思います